ながのアスペン音楽祭

■Report : ながのアスペン音楽祭 2011

ながのアスペン音楽祭ながのアスペン音楽祭2011が、9月25日(日)飯網高原ホテルアルカディア音楽堂で開催されました。
午前中の『ながのアスペン教育音楽祭』は、親子や、吹奏楽部に所属する中学生たち約80名が参加しました。




ながのアスペン音楽祭講師の児嶋一江先生と有馬理絵先生によるレクチャーは、児嶋先生から19世紀の時代背景や作曲家たちの交友関係などを、有馬先生はクラリネットの歴史や楽器の変遷などを分かりやすく丁寧に教えて下さいました。



モーツァルトクラリネット協奏曲やウェーバーの大二重奏曲などを演奏し、参加者はピアノとクラリネットの音がぴったり合っていて、風景がみえるようだったなどと感想をもちました。
昼食はホテルのバンキングで、初秋のさわやかな景色と一緒に楽しみました。
午後のチャリティーコンサートでは、衣装も替えて登場のお二人。
ながのアスペン音楽祭



ながのアスペン音楽祭演奏は、ドビュッシー第1狂詩曲 シューマンの子供の情景やブラームスのクラリネットソナタ2番などを演奏しました。自然の中で、良質の音楽に魅了され、素敵な時間を過ごしました。コンサート終了後、有馬理絵さんのクラリネットワンポイントレッスンには、子供から大人まで20名ほどが参加しました。リードのセッティングや指の動かし方など、普段の練習に活かせるアドバイスをいただきました。


3月の東日本大震災など多くの災害に苦しむ人々に少しでも役立てていただこうと、今年は24回目にして初めてチャリティコンサートを行いました。ご協力いただきました皆さまありがとうございました。
ホテルアルカディアには、福島で被災した従業員もいることや、今なお自宅に帰ることのできない方が大勢いることなどから、福島県の浪江町へ寄付させていただきました。


ながのアスペン音楽祭≪おまけ≫
長野市内のお店で打ち上げの様子。 お二人ともお酒はかなりおつよかったです。

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