ながのアスペン音楽祭

■Report : ながのアスペン音楽祭 2010

今回は、バロック音楽の夕べ ~パリ・ベルサイユの巨匠たち~ と題し、長野市出身のチェンバロ奏者の風間芳之さんらが古楽器の特徴などについて説明の後、フランソワ・クープラン、ジャン=マリー・ルクレールなどのプログラムを演奏しました。

秋の訪れを感じる飯綱高原には、およそ200名が訪れました。暮れゆく景色とバロック音楽の音色に、フランス映画のワンシーンが目に浮かぶようでした。

ながのアスペン音楽祭

ながのアスペン音楽祭
演奏後、初めて目にするチェンバロに見入り、写真撮影する光景も

ながのアスペン音楽祭演奏終了後は、ホテルレストランで食事をしながら余韻を楽しみました。


2日目のながのアスペン教育音楽祭は、小学生と保護者90名程が参加しました。それぞれの古楽器の特徴説明を聞いたり、バイオリンで動物の鳴き声クイズなどで、バロック音楽の魅力を教わりました。 子供たちは、「ピアノと鍵盤の色が逆になっている」、「柔らかくて優しい音がする」などの感想をもちました。

ながのアスペン音楽祭

参加者は現在学校で使用しているリコーダーを持参し、古楽器のピッチに合わせるため半音下げる細工等を教わり、その後4人と「カノン」など、アンサンブルを体験しました。隣の人の音をよく聴いて合わせることが大事との講師の先生からのアドバイスもあり真剣に耳を傾けました。

ながのアスペン音楽祭

ながのアスペン音楽祭
午前中の雨のため室内での昼食になりましたが、バイキングで子供たちは大喜び。

午後のミニコンサートでは、プロの演奏を間近で聞き入りました。

ながのアスペン音楽祭

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